Let's note ハードディスク換装

7.BIOS騙し〜 Disk Manager 2000

さて、起動しなかった私のLet's君。
よく見れば、電源は入っています。そして、画面に何か表示されています。
拡大すると"1962"と表示されているのがわかります。どうやら、ハードディスクを読み込んで起動しようとしたところで失敗しているようです。

一旦、フロッピーから起動をしてみると・・・ハードディスクは見えています。デスクトップで作った区画及びデータがあるのが見えます。物理的問題ではありませんでした。

そこで、今度はフロッピー起動の状態からFDISK・FORMATをしてみました。
処理は無事に済んだので、再度、ハードディスクからの起動を試みると・・・やっぱり×。
そうです。心配したとおり、8GBの壁があったのでした。

実はハードディスク全部は使えないとしても8GB分は使えるんじゃないかしら?という甘い期待があったのですが、全く起動しないことが判明しました。希望はものの見事に打ち砕かれてしまいました。
で、何か対処方がないかしらん?とネットを探して発見したのが"BIOS騙し"といわれる方法。PCには電源が入ると一番最初に動きだすBIOSと呼ばれるソフトがあり、これを騙して8GBオーバーを実現しようというものです。
情報収集の最中にIBMが提供しているソフトを発見しました!何も考えずに買ったIBM製のドライブですが、結果的には"大正解"でした(他にもあるようですが、私は調べておりませんのでIBM製以外はノーコメントとさせていただきます)
さて、IBM製のBIOS騙しは Disk Manager と言います(H14年現在は"Disk Manager 2000")
発見したサイトはアメリカのサイトです。残念なことに日本IBMのサイトでは見つけられなかったので、英語と格闘しないといけません(まっ、そんなに難しい事は書かれていないから、心配はないでしょうけど)
手順を簡単に書いておきましょう。
※注意 以下の手順は再現した時のモノです。基本的には問題ないと思いますが、再現時はIBM製でないHDDを使いました(故に成功していません)。その辺をご承知の上、お読み下さい。

[手順]
※注意 Disk Manager を使用するとそれまで入っていたHDDのデータは全て失われてしまいます。事前にバックアップを忘れずにしましょう。
(1) こちらのサイトへ行って、Disk Manager 2000 を、ダウンロードしてくる。
ページの中ほどにある、 Download Windows diskette version (1661 KB) を、ダウンロードしてくれば良い。
(どうしてもハードディスクに入れて運用したいという方は、その上の Download DiskManager 2000 (7085 KB) を、落としてくればよい)
(2) 不良セクタのないフロッピーディスクを1枚用意する(消しても良いフロッピーであること)
そして、ダウンロードしてきたファイル(DC957.EXE)をクリックする。すると左の画面になる。フロッピーを入れて画面に従い作業をすすめる。

インストール用のフロッピーが完成したら、インストール用フロッピーを入れたままPCをリブートする。
(3) 再起動すると、左のメニュー画面になる。

」を選択し、HDDへDisk Managerをインストールする。

(4) とりあえず、「(E)asy Disk Instllation」を選択してディスク丸ごと1区画を作ろう。
区画を分けたい時などは「(A)dvanced Options」を選択すればよい。
(5) 確認の画面
(6) インストールするOSの選択
(7) 確認の画面が続く
(8) フォーマット開始!
(9) 終了したら、インストールディスクを抜いて、PCをリブート。
再起動後、画面の指示に従いOSをインストールする。
(10) 無事に成功すると、画面のようにOSが起動する前にDisk Managerが起動してくる。

換装の結果は如何に?・・・と、言うわけで、次のページに続く →

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