Power Leap を使う


どういうわけか私の手元にはPowerLeap PL-ProMMX CPU Upgrade Kitというレギュレータがあります。製品の目的はPentium用のSocket5又はSocket7のM/Bに装着して独自の電圧とクロック倍率を発生させMMX-PentiumほかK6,K6-2,6x86,M2まで使えるという優れもの(?)の製品です。ただPC-98用ではありませんので使用できる保証はありません。

試した結果、K6及びM2は全く使用できませんでした。電圧の問題でしょうか?残念。
PC-98において非インテルのCPUを動かすにはA20ピンをマスクしないといけないのだそうだ。このPower LeapはAT用のため、その機能がなかったのでAMD及びCyrixのCPUは電圧や倍率が正しくても動作しなかった。【H14.12.22】
WinChip及びWinChip2は使えましたが、この製品はM/Bの外部クロックをそのまま利用するんです。なので、WinChipにはあんまり有難味がありませんでした。(60x4=240が使えないので)
結局、WinChip2で66x3の200の正しい(?)使い方でいくことにしました。
※PL-ProMMX の仕様 上段:動作倍率 下段:コア電圧
スイッチ 5.5x 5x 4.5x 4x 3.5x 3x 2.5x 2x
1 OFF OFF ON ON OFF OFF ON ON
2 OFF ON ON OFF OFF ON ON OFF
3 ON ON ON ON OFF OFF OFF OFF
スイッチ 3.2V 2.9V 2.8V 2.2V Single
Voltage
4 ON ON ON ON OFF
5 ON OFF OFF OFF OFF
6 OFF ON OFF OFF OFF
7 OFF OFF ON OFF OFF
8 OFF OFF OFF ON OFF

ひょっとするとWinChip240は66x3の200MHzとか66x3.5の233MHzとかがアリなのかな?でも製品が流通している時の価格は確かWinChip240(60x4)よりWinChip200(66x3)の方が高かったはずだし。うーむ・・・

【H12.9.4】


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